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Channel: イジメ・ドイツ版(チン・チャン・チョーン!) へのコメント
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90125yes より

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もう30年近く前、中学生だった頃にウィーンに住んでいましたが、市電の中などで悪ガキ集団に「チン・チャン・チョーン!」言われたなあ。言うだけで、それ以上なにかしてくることは無かったので無視していたはず。でも、それが現在でもあるってことに驚きました。言ってた悪ガキたちが「あの時の自分はアホだった」と反省しているといいんですが。

そういえば、この「チン・チャン・チョーン!」問題については、確か哲学者の中島義道が「ウィーン愛憎」という本の中で言及していたように思います。どんな記述だったのかは忘れてしまいましたが…。

外観や言語など、自分たちとは異質な物を排除したがる「本能」は、人間だれしも持っているんでしょうから、これは残念ながらしょうがない。その本能をどう「理性」でコントロールしてゆくのかが「教育」であり「成長」なんでしょうね。

「チン・チャン・チョーン!」と言われたことは当時は嫌だったけど、今にして思えば「人間は基本的に無知・狭量なので、それを表に出さない社会性が絶対に必要」と実感できたのは収穫でした。

ただ、今現在こうしたイジメに直面している子供たちに、どんなアドバイスをしたらいいのかが思いつかず、歯がゆいですね。究極は「アホは相手にするな」の一言なんでしょうけど…。う~ん。


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